”ねりごま”って何?
スーパーマーケットなどでも良く見かける”ねりごま”ですが、お客様から「何か油と混ぜているの?」とご質問を頂く事があります。
粒状の”いりごま”からペースト状の”ねりごま”の姿への変化は想像が難しいかもしれません。
しかし、”ねりごま”は100%胡麻なのです。油脂や添加物は何も加えていません。
胡麻を細かく擂り潰していくと胡麻の油分が滲みだして細かく砕けた胡麻と混ざり合いペースト状へと変化していきます。
そんな”ねりごま”はどの様な用途で使われているのでしょうか?
一般的にすぐに思いつくのは”ごまドレッシング”でしょう。
サラダや冷しゃぶ等、何にでも合いますよね。ご家庭でもポン酢と”ねりごま”を混ぜる事で簡単に出来ます。
担担麺にもいっぱい入ってますね。その他にもお菓子やアイス等のスイーツにも相性抜群です。
皆様の知らない所で色々な商品に使われていますので、気になったら探してみてください。
”ねりごま”ができるまで
原料
”ねりごま”は通常”いりごま”から作られます。
焙煎具合により、風味や色合いが変わります。
摩砕
原料を複数台の摩砕機ですり潰します。
砥石の隙間や、回転で滑らかさを調整します。
ここの調整が上手く出来るかどうかで仕上がりが左右されます。
豊年屋では、複数の摩砕機を使用し段階を追って滑らかさを調整し、お客様のご要望に沿った商品にしています。
充填
重量管理を行いながら充填機で充填します。
70gから18kgまで様々なサイズの商品が製造されています。